温泉の泉質の1つで、正式名「二酸化炭素泉」 温泉法上では遊離炭酸ガス(CO2ガス)を250mg/kg以上含むものをいい、さらに遊離炭酸ガス濃度が1000mg/kg以上のものは療養泉に定義されます。 遊離炭酸ガス濃度が高いと、入浴したときに全身が炭酸の泡で包まれることから別名「ラムネ温泉」「泡の湯」とも呼ばれます。国内では比較的少ない泉質のひとつで、大分県竹田市の長湯温泉がもっとも有名です。 また炭酸ガスは地上に出ると大変揮発しやすいので、湯船で全身が泡に包まれるほどの炭酸泉を体感できる温泉地はさらに少なく、まさに稀有な温泉と言えます。
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長湯温泉 |
カニ湯 かわらの無料温泉 |
『ラムネ温泉』 ラムネ温泉館としてリニューアル |
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ラムネ温泉 低温風呂 低温風呂は入浴すると炭酸独特の気泡が全身に付着 |
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より大きな地図で 炭酸泉MAP【天然】 を表示 弊社の調査で、湯船で炭酸泉の気泡が体感でき、また掲載許可をいただいた温泉を紹介しています。また炭酸の濃度や泡つきで温泉の良し悪しを評価するものではありません。 |
温泉名 | 連絡先 | 利用 | |
泡の湯温泉 | 泡の湯温泉 三好荘 TEL 0238-64-2220 山形県西置賜郡小国町大字小玉川715 |
宿泊 日帰り |
山形県は飯豊連峰にほど近い山ふところに静かにたたずむ「泡の湯温泉・三好荘」。 岩の割れ目から多量の泡とともに湯が湧いたことから、その名が付いたと言うこの温泉は、県内外から多くの方が訪れています。 温泉とともに、近くの山で採れた山菜、川魚を中心としたお料理でおもてなし。 |
黄金温泉 | カルデラ温泉館 TEL 0233-76-2622 山形県最上郡大蔵村大字南山2127-79 |
日帰り | カルデラ温泉館の2つの源泉の1つが冷泉の単純二酸化炭素泉。高濃度の源泉そのままで飲泉や部分浴ができます。冷たい炭酸の部分浴と温かい湯船の交互浴がたまらない。 |
石抱温泉 | ゑびす屋旅館 TEL 0233-76-2008 山形県最上郡大蔵村大字南山526 |
宿 泊 | ゑびす屋旅館が所有する野湯。やまの中にひっそりと沸き出る小さな湯船は秘湯中の秘湯中。泡のせいで体が浮かんでしまうのを防ぐために石を抱いて入ったことが名前の由来。 |
白骨温泉 | 泡の湯旅館 TEL 0263-93-2101 長野県松本市安曇 白骨温泉 |
宿 泊 日帰り |
旅館の内湯に旅館名の由来となった炭酸リッチな“泡の湯”がある。他の湯船では、白骨名物の素晴しい白濁のお湯も楽しめ、家族でゆっくり泊りがけで出向きたい温泉です。 |
きそふくしま温泉 | 湯元・二本木の湯 TEL 0264-27-6150 長野県木曽郡木曽町新開6013-1 |
日帰り | 御嶽山や木曽駒ケ岳という3000メートル級の山々に挟まれた山里に「湯元・二本木の湯」はあります。古くよりの山岳信仰、御嶽教の行者も疲れを癒しに訪れたという歴史ある名湯。キャンプや山歩きの疲れと汗を流しに、ぜひ訪れたい温泉です。 |
吉川温泉 | よかたん TEL 0794-76-2401 兵庫県三木市吉川町吉安222 |
日帰り | 1kg中に4,110mgの二酸化炭素を含む炭酸ガス含有量日本一のお湯。 内湯の吐出口から出る炭酸の量にはびっくり。 また、無料で利用できる足湯もお勧めです。
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小屋原温泉 | 熊谷旅館 TEL 0854-83-2101 島根県三瓶町小屋原1014-1 |
宿泊 日帰り |
こんなところに旅館があるのかと不安を覚えながら道を進むと現れます。 ぬるめのお湯に湯船ごとの微妙な泡付きの違いも味わい深く、温泉好きにはたまりません。 |
柚木慈生温泉 | 柚木慈生温泉 TEL 0835-58-0430 山口県山口市徳地柚木2178 |
宿泊 日帰り |
島根県との県境、山中にひっそりとたたずむ「柚木慈生温泉」。 小さな湯船が1つだけというにもかかわらず、温泉好きが山口に出向いたら、必ず行きたいと言うのがこの温泉。 |
長湯温泉 | ラムネ温泉館 TEL 0974-75-2620 大分県竹田市直入町長湯7676-2 |
日帰り | 日本一の炭酸泉と名高い長湯温泉の中でも特に炭酸濃度が高い源泉をもつ。露天や貸切り家族風呂でもシュワシュワ感が味わえます。 |
七里田温泉 下湯 | 七里田温泉館「木乃葉の湯」 TEL 0974-77-2686 大分県竹田市久住町大字有氏4050-1 |
日帰り | 七里田温泉「下湯」は別名“ラムネ湯”。歴史を感じさせる建屋と湯船は温泉好き にはたまらない。まさに通好みの温泉です。 |
湯之元温泉 | 湯之元温泉 TEL 0984-42-3701 宮崎県高原町蒲牟田7535 |
宿泊 日帰り |
高千穂峰の麓に佇む明治35年創業の老舗。自噴した天然炭酸泉をそのままかけ流した湯船は湯温20度台ながら、シュワシュワのまさに通好み。 地場の素材を生産者から直接仕入れた旬の特別料理もまた楽しみです。 |